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ウィリアム・ゴールディング「蝿の王」 [読書]

2年ぶりに沖縄旅行をした(もう2週間前の話)。旅行に行く時には、普段読まないような本を持っていって読む事にしている。
本当は、カラマーゾフの兄弟を読もうと思っていたのだが、嫁に止められ(「TPOを考えなさい!」)、というわけでビーチ繋がりで、古典「蝿の王」を沖縄のビーチで読む事にしてみた。有名度は低いかもしれないが、さまざまなドラマや小説にも影響を与えた古典的名作である。あらすじはこんな感じ。

南太平洋の孤島に、飛行機で不時着した少年たち。だが、その島で野性にめざめた彼らは殺りくをくり返す…。極限状況の中の新しい秩序とその崩壊を通して、人間と社会のあり方を風刺する恐怖の寓話。


これをビーチやホテルのベランダで読むのはかなりオツである。ちなみにホラー小説ではない。

蝿の王
蝿の王
posted with amazlet on 06.09.17
ウィリアム・ゴールディング 平井 正穂 William Golding
新潮社 (1975/03)
売り上げランキング: 5,772

本書自体、なかなかに興味深い内容であるが、ふと思うのは「浜辺」と「狂気」の相性である。レオナルド・ディカプリオが主演で話題となった「ザ・ビーチ」(残念ながら映画は見ていない。アレックス・ガーランドの原作は面白かった)でも「浜辺」と「狂気」(ただしこちらはドラッグ絡み)である。また、最近熱中している海外ドラマ「LOST」でも、「浜辺」を中心に「狂気」が取り扱われている。さざめく波のイメージは普通、安心を感じるものであるのだが、その対比についても興味深い。

本書を読み進めると、本書における「蝿の王」との対面がまっている。それは(私にとっては)衝撃であった(ワルオ)。

参考:
wikipedia:ウィリアム・ゴールディング→本作でノーベル文学賞というのは知らなかった。


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コメント 2

panda

「蝿の王」私も読みました。
と言っても、原書を子供が教科書として使っていて、あまりにも難しいので、日本語訳を取り寄せ、それで読んでも難しい、というので、母に回ってきました。
中一の生徒にこれが教科書!!!というのに、まずびっくり!!!

中一の子たちは登場する子供たちと年も近いし、どうよ!!
実際、うちの子はかなりのショックを受けてました。
豚の生首もそうですが、パラシュートの人の様子、ピギーの最後。
蝿の王、正体の知れない獣、レポートどうまとめたらいいのか、悩んでしまいます。しかも英語だし・・・。
中一に自分の内面の悪を見つめるも、というのも、あんまりなような・・・。どう導けばいいのか、悩んでしまいます。

悩みながら何度も読み直してます。
by panda (2007-04-30 19:04) 

ワルオ

>pandaさん こんにちは!
なんと、中学生の授業で使うとは渋い! うへぇ、という感じですね。
私だったら「自分が○○の立場だったら」みたいな作文で逃げちゃいそうです。
by ワルオ (2007-05-03 16:39) 

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